2017.07.31
術後の経過
最近、Youtubeを見た方から術後どれくらいの状態になるかのお問い合わせをいただきました。
患者さんのご厚意で、目の術後経過の写真をお借りすることができましたので、掲載させていただきます。
術前と術後2日目の写真を比較してあります。
術前は眼球突出と上眼瞼・下眼瞼に脂肪がたまっているのがわかると思います。
術後、それらが綺麗になっています。
また術後2日目で腫れの一番きついときでもほとんど腫れていません。
皮下出血は手術であれば必ず起こってしまうので、歌舞伎役者のようになりますが、これは3週間以内に治ります。
骨の減圧をやったことのある方ならわかると思いますが、
骨をいじると術後はパンパンに腫れてしばらく目が開きません。
侵襲が少ないからこそ、日帰り手術も可能になりますし、術後の痛みも少なく社会復帰もごく早期に行うことが出来ます。
ただ、複視に関しては脂肪切除の方が起こりやすいように感じます。
2017.07.23
当院では眼窩脂肪の減圧を行っています。
当院では、バセドウ病の眼球突出の方々に眼窩脂肪の減圧術を行っています。
眼窩脂肪の除去は下のまぶたの裏を切開して行うため、、表面に傷が残りません。
また切除するのにドリルや電気メスなど熱を発する器械を使用しないため、術後の腫れも最小限で済みます。
切除する脂肪は、必ず眼球の後ろにある脂肪を取らなければいけません。
まぶたの表面の脂肪だけ切除しても何の効果もでないので、まちがっても美容外科などで高い手術料金でまぶたの脂肪切除をするのはおやめください。
上のまぶただけでなく、下のまぶたにも突出した脂肪は眼球の後方から押されて出てきただけなので、
まぶたの脂肪の切除では治らないのです。
眼球の後方の脂肪を切除することにより、上下のまぶたの脂肪もすっきりさせることが出来ます。
ただしここには神経や血管・筋肉が数多く存在し、この部分を手術できるのは専門のトレーニングを受けていないと非常に危険です。
僕は聖隷浜松病院とUCLAと国内最高の施設と世界で最高の施設で手術・研修を行ってきました。
いままでの知識をフル活用して、細心の注意を払いながら手術を行っております。
また、これらの手術は、”バセドウ病”という病気によってなったものですので、健康保険で治すことが可能です。
ケガで顔にキズが出来たものを治すのと同じ扱いです。
こういう情報が悩んでいる方に、少しでもお役に立てたら幸いに思っています。
2017.07.23
今週の減圧術はすべて県外からの方々でした。
今週は、眼窩減圧術を3例行い、全て県外から来院されました。
関東・関西・四国と大変遠方から来院していただき、全て日帰りで両側の減圧術を行いました。
当院では主に眼窩脂肪の切除を行っています。術後の腫れも出血も非常に少なく、とても良い方法です。
また今週は他県から見学のドクターが3名来院しました。
来院する患者さんも見学のドクターも勤務する医師も県外の方が多くなっています。
眼球突出にお悩みの方は是非一度ご相談ください。
2017.07.11
ヒアルロン酸のモニターを募集しています。
当院では現在ヒアルロン酸注射の無料モニター募集を行っています。
条件としては施術2週後に再診していただくことと、施術前後の写真を学会などで使わせていただくことになりますが
わずかな時間で雰囲気が変化することを体験していただけたらと思います。
モニターを好まない場合には有料の施術も行っています。
現在開業キャンペーン価格で一本2万円でのご提供になります。
2017.07.01
中国・温州でバセドウ病の手術の講演を行いました。
温州市で行われた第3回内視鏡・眼形成・美容形成学会で
バセドウ病の減圧術についての講演と、涙道内視鏡についての講演を行ってきました。
それぞれ15分ずつ、計30分の英語の講演でした。
英語のプレゼンでは、読み原稿用意は必須ですが、今回初めてアドリブも取り入れて講演することが出来ました。