群馬県前橋市の眼科形成外科 かしま眼科形成外科クリニック 眼科(眼形成眼窩外科)・形成外科

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へこんだ眼(眼球陥凹)への治療~眼窩骨折整復術

19.02.07

カテゴリ:ブログ

へこんだ眼(眼球陥凹)への治療~眼窩骨折整復術

いままでのブログでお示しした通りバセドウ病眼症による眼球突出への治療は、おそらく日本でダントツに手術をやっています。最近は遠方からもいらしていただき、先ほども九州からお問い合わせをいただきました。

凹ませるのは得意、では逆はどうか。実は眼球陥凹に対しての治療も得意にしています。
眼窩骨折は骨の減圧術とは逆に、外傷(ケガ)によって目の周りの骨が折れて、眼球が凹んでしまった状態を指します。

外傷はなんでもあり得るのですが、殴り合いの喧嘩、体育のマット運動で自分の膝があたったり、スポーツで競り合ったときに他人の肘や頭が当たったり、野球のフライを取ろうとしてボールが目に当たったり。。。。

多種多様な理由で眼窩骨折が起きるのですが、問題はしっかりと治せるドクターが少ないことです。
眼窩の手術を集中して経験できるような施設はほとんど存在しないため、経験が蓄積されないままになってしまうのです。

ドクターが勘違いしがちなのですが、眼窩骨折で大事なことは骨を治すこと、ではありません。眼窩の組織(内容物)を元の位置に戻すことが大事なのです。

よくある手術での間違いとして骨の代わりになる人工のプレートを折れた骨の上に置いてくるだけというものがあります。これだと何も戻せていないので手術をやった意味がありません。骨を治すためにプレートを入れる、ということを条件反射のように行うと何一つ改善の無い状態になってしまうのです。

また折れた骨から脱出した眼窩脂肪も適切に元に戻す必要があります。骨は綺麗に治っていても脂肪をそのまま置いてきてしまったため眼球陥凹が治らず悩んでいる方の診察をしたことがあります。

ありとあらゆる手術後の患者さんを診てきましたが、綺麗に治せているなあと思ったのは一握りでした。

(みんな、問題あるから来院するので当然なのですが)

眼形成手術の研修を最初に受けた聖隷浜松病院・眼形成眼窩外科では非常に多くの眼窩骨折を短期間に集中して手術させていただきました。
そのおかげで眼窩骨折の手術はある程度安定した結果を出すことが出来るようになりました。

いままでに眼窩骨折がきれいに治らず、眼球陥凹が出てしまったかたをたくさん見てきました。眼窩骨折による眼球陥凹で悩んでいる場合には是非ご相談ください。

2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/

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