群馬県前橋市の眼科形成外科 かしま眼科形成外科クリニック 眼科(眼形成眼窩外科)・形成外科

かしま眼科形成外科クリニック

医院ブログ

アメリカ眼科会議に参加してきました

18.11.04

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アメリカ眼科会議がシカゴで開催されました。そこに昨年同様、眼窩減圧術の実習のインストラクターとして参加してきました。
眼窩減圧術は複雑な立体構造を示す眼窩周囲の骨をどうやって削るかが、カギになります。
日本では教科書で読んで勉強したら次は実際の患者さんにしなければならないのですが、アメリカではご遺体を使わせていただき、実際の手術の前に練習ができるのです。アメリカの若手は眼科でも他の科でも、最初にそうやって練習します。(日本では倫理的な問題で不可能なのですが、実際には患者さんに不利益を強いているのです。)

例年UCLAが主導して行うコースですが、今回も誘ってもらってインストラクターとして参加してきました。
当院のドクターを連れて行きましたので、しっかり教え込むことが出来ました。
また来年の2月にシンガポールでバセドウ病眼症の国際学会があり、解剖のコースにインストラクターとして招聘されています。当院のドクターも参加しますので再度教えてきます。
常に最良の結果を出せるように努力を続けていきたいと思っています。

昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧250件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/

プチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想をアップしていただきました。

18.11.02

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有名なYoutuber プチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想をアップしていただきました。
とくに合併症もなく、経過良好だったので満足していただけました。少しでも多くの困っている患者さんへ、治療があることを知っていただけたらと思っています。

休診のお知らせ(10月24日(水)〜11月1日(木))

18.10.24

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10月24日(水)〜11月1日(木)は医師が学会参加のため休診させていただきます。

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

甲状腺眼症のパンフレット

18.10.06

カテゴリ:医院からのお知らせ

バセドウ病眼症について解説した小冊子です。患者さん達から眼症についての情報が少なく病気のことを知ることができないと言われることが多いため、 同年代の ドクターに声をかけて小冊子を作成しました。
およそ1時間程度で読み終えることができる分量だと思います。今後 Amazon などでも販売を行っていく予定です。

https://oculofacial.page.link/pamphlet

金額は300円(+レターパック350円)です。

作成に1冊500円かかってますが(汗)

そのうちトントンくらいまで上げさせていただくかもしれません。

バセドウ病眼症の方々は家具の隙間に落ちているような状態になっていることが非常に多いと感じています。
すこしでもそのような方々がいなくなると良いなと思っています。

眼瞼下垂の手術について

18.09.03

カテゴリ:医院からのお知らせ

今回はバセドウ病から離れて
良くある眼瞼の手術の話をしたいと思います。

当院では昨年度1年間でぴったり2000件の手術を行いました。
大学病院クラスの実績で、自分でもびっくりしました。

その中で半数を占めるのが眼瞼下垂という疾患です。
眼瞼下垂には大きく分けて、2種類あります。

1つは皮膚のたるみです。
皮膚がたるんで視野の邪魔になったり、まつ毛を下げてしまったりしてしまうものです。

もう1つは何らかの理由でまぶたを上げる筋肉がうまく働かないために、まぶたが上がらないというものです。

皮膚のたるみに対しては、皮膚を切除し、二重まぶたのラインを作成します。
切って縫うだけの単純な術式ではありますが、デザインや縫い方にコツがあります。
目じりの皮膚まで大きく切除しないと、目じりのしわが増えたように感じてしまうことがあるのです。

筋肉が働かない場合(狭義の眼瞼下垂)には、それぞれの病態に応じた手術を行います。
手術は皮膚から行う場合がほとんどですが、
臨床留学していたUCLAでは結膜(まぶたの裏)から行っていました。

これは欧米人では皮膚のたるみが無いことが多いのですが、
日本人では皮膚のたるみが多く、皮膚切除しなければならないため
そのまま筋肉にアプローチする方法が望ましいからです。

眼瞼下垂手術の対象になる方は高齢者が多いのですが
ハードコンタクトレンズを長期に使用されている場合にも眼瞼下垂は起こります。

手術時間は片側で大体10-15分くらいです。
バランスをみるため、片方だけ下がっていても両側同時手術をお勧めしています。
無修正の手術動画を若手医師向けに、Youtubeでも公開しています。
この時は7分かかりませんでしたが、大きく皮膚切除しなくてよければこの程度の時間しかかかりません。手術時間の早さは、技量の裏返しでもあります。(自信アリ)

また、若い方で皮膚を傷つけたくない場合には
結膜から手術することもあります。
まぶたがどうしても腫れたくない方、そして二重まぶたが綺麗に揃っていて皮膚のたるみが無いことが条件になります。

そしてUCLAで行っていた結膜アプローチの手術はこちら

いろいろな術式を、いろいろな病態に合わせて選んで手術を行っています。
もちろん手術なので、常に100%の結果が出るわけではありませんが、
我々は平均点が高くなるような工夫をいろいろな場面で駆使しています。

昨年度実績2000件(うち眼瞼下垂手術941件、眼窩減圧150件)
群馬大学 眼科 非常勤講師
帝京大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
アジア太平洋眼形成学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/

遠方の方々への眼窩減圧術(オペツアー)

18.08.12

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遠方の方々への眼窩減圧術の流れについて記載させていただきました。
当院ではオペツアーと称しています。
詳細は以下をご覧ください。

https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12395961924.html

皮膚を切らない目の下のたるみの手術

18.08.03

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加齢とともに出現する目の下のたるみ。
これがあると疲れているようにみえてしまいます。
そしてこれは凹凸であるため、化粧では誤魔化せません。

当院では私がUCLA留学中に学んだ、最先端の皮膚を切らない眼窩脂肪移動術を行っています。
動画を作りましたので、ご興味のある方はご覧ください。

※手術動画を含んでいます。

皮膚を切らない眼瞼下垂手術

18.07.28

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日本人の眼瞼下垂では、ほとんどの場合に余剰皮膚があり、切除が必要になります。
このため皮膚を切開して手術を行うことが多いのですが、諸事情でどうしても皮膚を切開したくない場合には
まぶたの裏から行う眼瞼下垂手術があります。
結膜を切開し、瞼を上げる挙筋の短縮を行うものです。
腫れの程度は皮膚を切った場合と同様ですが、現状のまぶたの雰囲気を残すことが可能です。

顔面神経麻痺への美容注射モニターを募集しています。

18.07.18

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顔面神経麻痺は顔面神経という表情を作る神経が麻痺していることで、顔つきの左右差が出現してしまう病気です。
左右差が出ると奇異な表情に見えてしまうため、外出したくなくなることや、目が乾いて傷ついてしまうことがあり生活の質が大きく低下してしまいます。
当院では顔つきを治す手術を行っていますが、軽微な方々に対して美容注射の薬剤を使用して表情を治す試みを行いたいと思います。
写真使用許諾を頂ける方に、施術費用は無料で行います。
お困りの方はどうぞご相談ください。

眼窩減圧手術前後の変化

18.06.05

カテゴリ:新前橋

眼窩減圧術前後の写真。患者さんのご協力で写真を使ってよいとのことでしたので、掲載させていただきます。

眼窩減圧術前術後で顔貌が大きく変化し、術後にとても綺麗なお顔になっていることが分かっていただけると思います。

上下眼瞼の脂肪が減少し、ドライアイも改善しています。

今までバセドウ病の眼球突出が治らないと思っていた患者さんや、内科の先生や、眼科の先生に是非知っていただけたら嬉しく思います。

眼窩減圧術 前後 顔写真

 

この写真はEOSを使用してフラッシュ有の同条件下での撮影を行っています。下記にリスクを記載した同意書の文面を掲載します。

 

1.あなたの病名と現在わかっていること、病態
・ 眼球突出(甲状腺眼症)
・ 甲状腺に関連した自己免疫疾患です。
・ 甲状腺に関係した抗体が眼球の周りにある脂肪や眼球を動かす筋肉の中に存在し、それが標的となって炎症が起こり、増生します。それによりまぶたの腫れ、赤み、白眼の充血、角膜の傷、眼の奥の痛みや重さ、眼がでてきたり(眼球突出)まぶたが開いたり(眼瞼結膜の後退)し、瞬きが少なく目つきが鋭くきつくなるように見えます。筋肉、脂肪の炎症、腫れにより眼圧上昇や視力低下、2重にみえることもあります。バセドウ病の方の約50%~60%に甲状腺眼症が生じます。甲状腺機能亢進症でも低下症でも甲状腺機能が正常でもおこります。
・ 筋肉や脂肪が増生し眼球突出が起こったり、神経が圧迫されて視力低下が起こったりします。症状は発症から半年程度経過すると固定化し自然には治りません。
眼窩部の解剖図
2.この治療の目的・必要性・有効性
・ 高度の視力低下や眼球突出に対して、眼の周囲の骨(眼窩)を削り、眼の奥の脂肪を切除することで肥大した筋肉や脂肪が入るスペースを拡大する手術です、
・ この治療をすることにより眼球を陥凹させ、眼球突出により鋭くきつくなった目つきを改善し、白めの充血、角膜の傷を改善させます。
・ どの程度効果があるかは患者さんの状態により個人差があります。

3.この治療の内容と性格および注意事項
・ 全身麻酔で行います。
・ 下まぶたの結膜や目じりの皮膚、目頭の結膜を切開し、目の奥の骨や脂肪組織を切除します。切った結膜や皮膚は元に戻します。
・ 術後疼痛がある場合は鎮痛剤を使用します。
・ 術後1週間、軟膏を使用してもらいます。術翌日からシャワー浴・洗顔・洗髪は可能です。創部に汚れがたまると不潔になりますので、毎日軽く洗い流すようにしてください。ただしまだ癒着していませんので強くこすることはおやめください。3日後からは入浴が可能です。約1週間で創部の化粧は可能です。術後には顔貌が大きく変化する場合があります。また術後に腫れますので創部が醜く見える可能性がありますが、完全に腫れが消退し、完成した状態になるためには6か月が必要です。
・ 手術後眼帯をし、その上から冷却が必要です。
・ 当院ではチームとしての医療を行っており、厳格な基準を経た指導のもとに手術を行っていますが、通常の保険診療の場合には手術を担当する医師は指定することはできません。担当医を指名する場合には自由診療での手術になります。

4.この治療に伴う危険性とその発生率
・ 手術により創部が腫れ、内出血が起こります。内出血は最初赤いアザのようになっていますが、黄色く変色し重力に伴って皮下を下方に移動しながら約3週間で消退します。腫れの消退は最初の2週間で8割程度改善しますが、完全な消退には約半年かかります。創部に血腫ができた場合は除去手術が必要です。
・ 手術後には眼球運動障害が出現し2重に見えます。徐々に改善し、3から6か月で安定しますが、脂肪切除のみでは3-20%、外側壁では3-6%、内側壁では10-65%で複視が残存するとされています。その場合には、斜視手術が必要になることもあります。当院の脂肪減圧のデータでは正面複視は0%、最周辺複視は50%でした。
・ 意図的に眼球を陥凹させる手術ですので、まぶたが凹むなど、顔貌が変化します。目標を15㎜にすることが多いですが、個々の症例に個別にプランを作ります。顔貌の変化に伴って二重のラインの形状や、まぶたの腫れ方が変化します。人によってはバセドウ病発症前よりも凹んでしまった感じる場合もあります。
・ 眼に関わる神経やこれを栄養する血管に障害が起こると失明に至るような視力障害や知覚鈍麻が出ることがあります。
・ 脳に近い場所の手術を行うため、感染症などをきたすと重篤な状態になる可能性があります。
・ 術後徐々に傷痕は目立たなくなりますが傷痕が目立ったり、ケロイドになったりすることがあります。術後に傷が離解した場合は再度縫合処置が必要です。感染などで眼窩蜂巣炎になることがあります。

5.偶発症発生時の対応
万が一,偶発症が起きた場合には最善の処置を行います。なお,その際の医療は通常の保険診療となります。

6.代替可能な治療
・ これに代わる治療はありません。

7. 治療を行った場合に予想される経過
・ 術後、さらに眼球陥凹を得たい場合に、今回の手術とほかの部位の減圧術を行うことがあります。眼瞼後退や眼瞼下垂、複視、斜視に対する手術など外科的治療が必要な場合があります。角膜びらんなどの症状がある場合は点眼の治療が必要です。
・ 一度炎症が落ち着いた眼症も15%で再発します。その場合はステロイド治療などを必要とする場合があります。甲状腺の数値が安定している方やむしろ低下している方でも眼症は悪化することがあります。甲状腺の数値が安定しているからといって眼を放置するとひどく悪化することがあります。
・ 喫煙や放射線ヨード内用療法が悪化につながるため、禁煙が絶対必要です。またストレス、寝不足が悪化を招きます。十分な睡眠を心掛けて下さい。

8.何も治療を行わなかった場合に予想される経過
・ 自然には治りませんので、視力低下や結膜充血や残存します。顔貌の変化が気になっている場合には、うつ状態になってしまう方もいらっしゃいますし、きつい目つきに見られることで社会的不利になることなどが考えられます。

 

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