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2019.12.16

活動期の甲状腺眼症の治療を
地元でしてほしい
(診断はするから)

活動期の甲状腺眼症の治療について 世の中から、活動期の眼症を放置する医療機関がなくなりません。先週もありました。地方の大学病院の眼科で、神経眼科の担当の先生(つまりその地域ではバセドウ眼症の専門家とされている医師)に診てもらっている方。 まぶたは腫れて、眼球は突出し、目は充血し、完全に活動性があるにも関わらず、 活動性の判断に重要なMRIは半年近くも撮影されずに、経過観察されているだけ。 それどころか担当の先生は、「もうこれ以上治らないから開業医にでも紹介しよっか」などと言われ、 困った末に3時間以上かかる距離からオキュロフェイシャルクリニック東京に来院されました。 活動期の判断を行うのに、当院で最重要視しているのはMRIですから、 近隣のメディカルスキャニングで撮影して来てもらってからの受診でした。(当院では毎月MRI撮影します) 表情からは困りに困って来院されたことが一目瞭然でしたので、まずMRIを一緒に見たところ、まだまだ炎症がありましたガーン。(ガビーン、ズコーッ、という旧時代の擬態語が思い浮かぶ年代)炎症があるどころか、、、活動期真っ最中、、、、。 こんな状況でよく開業医に行くように仕向けられたなあと、ある意味関心してしまったのですがご本人は必死ですし。考えてまた後日、という距離では無いので、当日、トリアムシノロンの注射を行いました病院。 この患者さん、筋肉の腫れも酷くて。週に1度のメチルプレドニゾロン点滴もおススメだったのですが、なにせ遠方のため月に4回通うとなると交通費もばかになりません。 なので通院している地元の内科でやってもらえないかと、紹介状を書いて、 「内科の先生がやってくれなければ諦めてこちらに週1で通院して下さい」と言って帰しました。 今週、外来を受診したのですが、まぶたの腫れや目の充血はかなり改善。ステロイドが効いたことは誰の目にも明らかでした。結局、内科の先生の所には行かず、旦那さんと相談して、通院の交通費は仕方がない、ということになったようです。 日本全国で似たような方がたくさんいらっしゃいます。眼科の先生、内科の先生、お願いですから、週1のパルスくらい、地元でやっていただけないでしょうか??? ホント、お願いします!!!!うちがパンクします!!(笑) 協力してくれる内科医院を全国で探すかなあ、、、 皆さん、どう思います?? 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 涙道涙液学会 理事 医院名 新前橋 かしま眼科形成外科クリニック 住所 群馬県前橋市古市町180−1 電話番号 027-288-0224 ホームページ こちらから 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから

診療時間
8:15〜17:00 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

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アクセス
群馬県前橋市
【新前橋 かしま眼科形成外科クリニック】
電話番号:TEL:027-288-0224
〒371-0844
群馬県前橋市古市町180−1
フォレストモール新前橋
  • 大型駐車場 完備(フォレストモール新前橋内)
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