BLOG医院ブログ

2019.05.10

いつ元の顔に戻れるのか?

出来れば週に1度は更新したいと思っているこのブログ。 ブログ書いたことがある方はわかると思いますが 結構時間がかかるんです(^_^;) 1時間くらい?? まとまって時間が取れないとなかなか更新出来ません。 また、自分のブログは日常をアップしているわけではないので そんなにネタが、、、(笑) そんなことで日々の患者さんからの訴えを書くと良いのかなあと思いました。 今回の患者さんからの訴えは いつになったら活動性がなくなるのか、です。 当院では活動性のある患者さんには、減圧の前に 週に一度のメチルプレドニゾロン点滴と 月に一度のトリアムシノロンの眼窩注射を行っています。 活動期に来た患者さん、多くの方は安定するのに2-3か月程度だと思いますが 患者さんによっては、半年たっても安定してくれない方がいます。 通院も大変だし、顔つきも変わってしまって 早く手術を受けたい!!というご相談を良くされるのですが 活動期に手術をすることは勧められません。 活動期は炎症があり、血流も豊富ですから 術中・術後の出血が多くなり、痛みや腫れが強くなり、病気の再発の可能性が高くなると考えられるからです。 まずは副腎皮質ステロイドによって活動期を非活動期にして、そのうえで減圧をするのが良いと思います。 いま治療中の患者さんで年末に娘さんの結婚式があるとのこと。 それまでに減圧したいと言われたのですが いつ非活動期になり、いつ手術が出来るか、それは誰にもわかりません。 長い方だと1年以上も悪化し続けることもあります。 出来るだけ患者さんの要望には応えてあげたいのですが 活動期の手術は望ましくないのです。 だから間に合うかは神様だけが知っていること、になってしまうのです。 勘違いしないでいただきたいのですが、 バセドウ病眼症は、かならず非活動期になります。 それがいつかはわからないというだけなのです。 非活動期になれば減圧をして、顔つきを改善することが出来ます。 だから、ひょっとしたら結婚式には間に合わないかもしれませんが絶望する必要はありませんからね。 2018年手術実績 3046件 群馬大学 眼科 非常勤講師 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

診療時間
8:15〜17:00 - -

[休診日]月曜・日曜・祝日
※当院の診療は完全予約制になります。

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【新前橋 かしま眼科形成外科クリニック】
電話番号:TEL:027-288-0224
〒371-0844
群馬県前橋市古市町180−1
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