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なぜバセドウ病眼症の治療をしようと思ったのか9
ゴールドバーグ先生、
世界的にとても有名な方
世界一有名、と言っても良いようなスターです
その先生の後ろについて学ぶことが出来て本当に良かったです
眼窩周囲の骨の取り方、眼窩内の腫瘍の取り方もすばらしく
脳とか血管があるようなところの骨もバンバン切除する
それでも合併症を起こさないのだから素晴らしいです
そんな世界で最高峰の勉強が出来るUCLAの眼形成部門のフェローは
年に1人だけの限られた枠です
だから世界中から希望者が殺到する
ゴールドバーグ先生が素晴らしいのもありますが
さらに、医師免許が交付される特別なシステムも素晴らしい
医師以外知らないかもしれませんが
医師免許というのは世界中で各国が許可するものなので
世界共通では無いのです
つまり日本の免許を持っていても
米国では免許がないので医療行為は出来ないし
やったら捕まります
それがフィリピンだろうが、イラクだろうが、ブラジルだろうが
国ごとに医師免許を取らなければいけません
これがまた取得が難しくて
例えば米国の医師免許を持っていても
日本の医師免許を取ろうと思ったら
医学部に入るところからやらないといけない(笑)
つまりすごく優秀な人でも最低6年かかるのです
え?そこから?
って思うでしょ?
ハードル、めっちゃ高いでしょ?
医師免許は他国では使えない、というのが常識なのですよ
ただ大英帝国の植民地だった国の医師免許は他の国でも使えるので
例えばインドやシンガポールの医師免許は、英国でも使えますが
そういうのは大英帝国だけです
だから米国に医師免許を持って
医療行為が出来る状態で留学する日本人医師は、ほとんどゼロ
日本人医師の留学は、そのほとんどが研究目的で
研究室でマウスとか試験管を相手に
データを取る、ということのために留学するのです
恵まれていたのはUCLAでは国際フェローに一時的な医師免許が交付されるということ
これはそのほかの大学には無いシステムなのです
どういう理由だかわかりませんが、全米中でUCLAだけ
必然的に、競争率は高くなるのです
加えてゴールドバーグ先生が世界一有名
となれば、留学希望が殺到するのが分かりますよね?
選んでもらうのも奇跡、ということなのです
僕は選んでもらえたので臨床留学をすることが出来ました
医療行為も行うことが出来ました
米国人と一緒に手術をすることが出来たのです
2018年手術実績 3046件
群馬大学 眼科 非常勤講師
涙道涙液学会 理事
オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F
03-5579-9995
http://www.oc-tokyo.com/
新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1
027-288-0224
http://www.kashima-oc.com/wp/
11月10日のバセドウ病眼症講演会
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
東京MXで紹介されました
https://youtu.be/eE2yMVMhW0U
バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ
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