2019.09.28
東京でバセドウ病眼症について講演会を開催します(11/10(日))
この度、バセドウ病眼症について講演会を開催することとなりました。
バセドウ病眼症について適切な治療を受けていない患者様は多いと考えており、そんな患者様に対して当院の治療方針をお話します。
日帰りのパルスをする意味、トリアムシノロンをなぜまぶたから注射するのか、眼窩減圧術の種類とその有効性。
バセドウ病眼症でお困りの患者様の一助となれば大変うれしく思います。
またバセドウ病眼症に携わることのある眼科医、内科医の先生方にも是非ご参加いただけたら幸いに存じます。
■講演名
もはや不治の病ではない!?
バセドウ病眼症への治療
~オキュロフェイシャルクリニック東京の流儀~
■日時
11/10(日) 10:30~(開場10:00)
※オキュロフェイシャルクリニック東京の内覧会を9時~13時に行います
■場所
フクラシア丸の内オアゾ ホールB
東京都千代田区丸の内1丁目6−5 丸の内北口ビルディング 16階
■参加申込みURL
https://oculofacial.page.link/p5LP
■YoutubeLive
https://youtu.be/kxH9sgrlt0A
■抄録
バセドウ病眼症(甲状腺眼症)は現役世代に発症する病気であり、眼球周囲の脂肪や眼を動かすための筋肉(外眼筋)が腫れてしまい、眼球突出、眼球の後ろの痛み、羞明、ドライアイ、なみだ目、つり目、充血、まぶたの腫れ、ダブって見える(複視)などが起こる病気です。
活動期の治療は、全国的には入院しての3クールのステロイド点滴や退院後のステロイド内服が行われています。そして非活動期には目の周囲の手術が検討されますが、加療のハードルは高く2-3週間に渡る入院が必要であるため、その適応が限られ、軽症であれば放置されていることが多いと感じます。
我々はこのような状況で悩んでいらっしゃる患者さんへ出来るだけ時間的にも金銭的にも負担の少ない治療を行いたいと考え、すべての治療を通院で、日帰りで、行うことが出来るようにしています。
今回の講演会は、既存の治療と全く異なるバセドウ病眼症に対する治療方針をお話したいと思います。
もう一つの問題点はバセドウ病眼症のことを正しく理解している医師が非常に少ない(眼科医、内科医含む)ことです。本講演会はバセドウ病眼症を患う方だけでなく、眼症に携わることのある眼科医、内科医の先生方にも是非ご参加いただけたら幸いに存じます。
2019.07.06
休診のお知らせ(7月6日(土)〜7月15日(月))
7月6日(土)〜7月15日(月)は休診とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
2019.06.10
『1時間でわかる甲状腺眼症入門パンフレット』の無料公開
当院の院長である鹿嶋友敬が編集した『1時間でわかる甲状腺眼症入門パンフレット』をこの度無料公開することとなりました。
パンフレットの序文(本ページの下部にて公開しています)に書きました通り、甲状腺眼症の正しい知識を広めるにはより多くの方々に手に取りやすい形で配布するのが一番と考えたためです。
下記のURLからダウンロード可能となっています。
バセドウ病眼症で困っている患者様の一助となれば幸いでございます。
https://oculofacial.page.link/Thyroid-ophthalmopathy-pamphlet
〜〜序文〜〜
我々の施設には、全国さまざまところから患者さんがいらっしゃいます。
北は北海道から南は九州まで、日本全国さまざまなところから時間とお金をかけて治療を受けにいらっしゃいます。
遠方からの患者さんが受診するたびに、どのような経緯で当院に来られたか伺うと、そもそも適切な治療を受けていない方が多いと感じます。
内科ではバセドウの診断を受けているのに、甲状腺の数値が落ち着けば眼の症状は治るからと言われ、眼症は放置されている方もいれば、内科から眼症の治療目的に紹介受診した眼科では眼球突出が明らかにも関わらずやることはないと言われて放置された方もいらっしゃいます。
また、眼球突出が残存しても内科や眼科のドクターからも「眼症なのだからあきらめなさい。そんなに気にならないよ」と言われて、そのまま治らないと思い込んだ方も多いです。
本書を世に出そうと思った理由は、このような誤解に基づく知識や常識が世の中に、それも患者さんたちだけでなく、眼科や内科の専門の医師たちの間にも広がっていると感じていたからです。
このため、この本で書いた内容は最新の甲状腺眼症に関する情報を集めています。
巻末にはヨーロッパの大きな研究グループがまとめた2016年時点の眼症の最新の診断・治療を記載した論文の日本語訳を載せてありますので、少し難しいですが興味を持たれた方はぜひ一読してみてください。
ひょっとしたら今まで思っていた常識とは異なるかもしれませんが、家具の隙間に落ちてしまったようになってしまっている患者さんたちができるだけ少なくなるような世の中になると良いなと願っています。
最後に、それぞれの項目の筆者は友人でもあり、それぞれの分野でトップクラスのドクターにお願いしています。このような素晴らしい友人たちに恵まれたことを誇りに思います。
2019.04.29
休診のお知らせ(4月29日(月)〜5月6日(火))
4月29日(月)〜5月6日(火)は休診とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。
2018.11.02
プチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想をアップしていただきました。
有名なYoutuber プチプラのあやさんに当院で受けた手術についての感想をアップしていただきました。
とくに合併症もなく、経過良好だったので満足していただけました。少しでも多くの困っている患者さんへ、治療があることを知っていただけたらと思っています。
https://youtu.be/JVAJ6B-sDWI
2018.10.06
甲状腺眼症のパンフレット
バセドウ病眼症について解説した小冊子です。患者さん達から眼症についての情報が少なく病気のことを知ることができないと言われることが多いため、 同年代の ドクターに声をかけて小冊子を作成しました。
およそ1時間程度で読み終えることができる分量だと思います。今後 Amazon などでも販売を行っていく予定です。
https://oculofacial.page.link/pamphlet
金額は300円(+レターパック350円)です。
作成に1冊500円かかってますが(汗)
そのうちトントンくらいまで上げさせていただくかもしれません。
バセドウ病眼症の方々は家具の隙間に落ちているような状態になっていることが非常に多いと感じています。
すこしでもそのような方々がいなくなると良いなと思っています。
2018.08.12
遠方の方々への眼窩減圧術(オペツアー)
遠方の方々への眼窩減圧術の流れについて記載させていただきました。
当院ではオペツアーと称しています。
詳細は以下をご覧ください。
https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12395961924.html
2018.08.03
皮膚を切らない目の下のたるみの手術
加齢とともに出現する目の下のたるみ。
これがあると疲れているようにみえてしまいます。
そしてこれは凹凸であるため、化粧では誤魔化せません。
当院では私がUCLA留学中に学んだ、最先端の皮膚を切らない眼窩脂肪移動術を行っています。
動画を作りましたので、ご興味のある方はご覧ください。
※手術動画を含んでいます。
https://youtu.be/uERcvVOiAKg
2018.07.28
皮膚を切らない眼瞼下垂手術
日本人の眼瞼下垂では、ほとんどの場合に余剰皮膚があり、切除が必要になります。
このため皮膚を切開して手術を行うことが多いのですが、諸事情でどうしても皮膚を切開したくない場合には
まぶたの裏から行う眼瞼下垂手術があります。
結膜を切開し、瞼を上げる挙筋の短縮を行うものです。
腫れの程度は皮膚を切った場合と同様ですが、現状のまぶたの雰囲気を残すことが可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=VBQ_SFpMON4
2018.07.18
顔面神経麻痺への美容注射モニターを募集しています。
顔面神経麻痺は顔面神経という表情を作る神経が麻痺していることで、顔つきの左右差が出現してしまう病気です。
左右差が出ると奇異な表情に見えてしまうため、外出したくなくなることや、目が乾いて傷ついてしまうことがあり生活の質が大きく低下してしまいます。
当院では顔つきを治す手術を行っていますが、軽微な方々に対して美容注射の薬剤を使用して表情を治す試みを行いたいと思います。
写真使用許諾を頂ける方に、施術費用は無料で行います。
お困りの方はどうぞご相談ください。