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2020.09.20

虎の威を借るキツネ戦略の目黒先生

先日、眼形成などの手術をメインに据えて目黒真里絵先生が仙台で開業された話を書きました https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12609149307.html   『オキュロ提携クリニック In 仙台 Open』 オキュロ提携クリニック In 仙台 Open  以前からこのブログでも繰り返し話していますが 僕の人生の目標は 米国のように眼形成がしっかりした分野として認…ameblo.jp   仙台まぶたと眼のクリニック https://sendai-oculoplastic.com/ HPのトップページから僕の名前が出てきます 持ち上がりすぎてて恥ずかしいというか 完全に僕の背中に隠れながら開業しています(笑) そして最近、地域のコミュニティペーパーにこんな記事が掲載されたようです     記事を読んでもらいたいのですが、   目黒真里絵先生が気持ちいいくらい、虎の威を借るキツネになってます😂     でもこれ、実はめちゃくちゃ効率的で良い方法なのです   なんでだと思います?       だってこんなんされたら   目黒先生の開業が失敗したら鹿嶋のせいだって言われるじゃないですか   だからめちゃアドバイスするし   困った症例あったら引き取って治してあげたりするしかないんです       でもそれは医師にありがちな   「どんな症例でも抱えてしまって外に出さない」   ということをしないということですから   患者さんにとっては良いことなのです       目黒先生のクリニック、僕のクリニックを完全にパクっていて   デザイン会社も一緒なのですが   女性目線で細部にもこだわって作ってあるので非常にきれいです       仙台近郊に在住の方でまぶたの症状に悩んでおられる方がいらっしゃったら   是非行ってみてくださいね     クチコミ・アクセスはコチラ https://goo.gl/maps/KQxJHgnfLP4jEijbA     ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6       新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/       バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS  

2020.09.14

見学に来た先生に伝えたこと

見学に来た先生に伝えたこと 先週、大阪から見学の先生がいらっしゃいました 11月に開業予定ですでにクリニックは建築中 一般眼科というジャンルで開業予定だったのです 一般眼科ってどんなのか 単純に普通の眼科ですね 営業時間だけ決まっていて メガネ処方とかコンタクトとか 学校検診とか、緑内障の点眼処方をする そういうクリニックです すでにスタッフの採用も決まっていて 配置も設定済み そんな中で眼形成の専門クリニックってどうなのよ?ってことで見学にいらしたのですね 皆さんご存知の通り当院は完全予約制です(しってた?) でもこれって眼科業界では一般的ではないのです 破天荒と言っても良い 眼科の開業ってお金かかりますし(平均3億円と言われています) 医者って、それまで経営の勉強していたわけでは無い だから開業前は心配で不安なんです 心配になってどうするか とにかくメニューを増やしたくなる もともと黄斑変性が専門の先生だったのですが 白内障、緑内障に加えて 眼形成手術から 美容レーザーまで入れようとしていました メニューが多い(笑) 多すぎて、何が専門なのかわかりません 例えるなら飲食店で、メニューが多すぎるのはどんなところでしょう?   そう、定食屋かファミレス   けっして高級店ではないのです       売り上げをしっかりあげたいのであれば   しっかりと1人当たりの単価が高くなるように設計する必要があります コストパフォーマンスが高い分野に集中するべきだと思いました 僕は出来るだけ相手に得をさせたいと思う人間なのですが(典型的なギバー) この時もいろいろとアドバイスを行いました まず、完全予約制を勧めました 以前のブログにも書いたのですが https://ameblo.jp/kashitomo52/entry-12455317757.html 予約制を取らないと朝イチなんかの時間に診察が集中する そうすると診療が効率化できなくなりますから 患者さんの待ち時間が無駄に長くなり 患者さんの満足度が下がります だから予約制がよい、と伝えました あと専門は絞って、手術に特化したほうが良いと伝えました 当たり前ですが、手術の点数が外来よりも高いのですね そしてその地域の眼科の開業医のみなさんは、全て手術していない眼科さんだったのです そんな状況に飛び込むのであれば 当たり前にみんなと同じメニューではなく 手術に特化したほうが良い、そう伝えました 開業が2か月後に迫ってきている そんな中での方針転換は出来ない そういう風に言っていましたが そっちの道では危ないよ、と 朝からずっとアドバイスをし 夜ご飯食事に行った時も同じことを繰り返しました そうしたらつい先日、完全予約制に移行しますとメールが届きました 今後、眼形成を柱の一つにするので(もうひとつは白内障手術) 開業してからも毎週火曜日に新前橋にいらっしゃる予定です 道を間違えなくて、本当に良かったです 大阪の箕面市で開業予定です まぶたと眼のクリニック こじま眼科(仮) https://kojima-ganka.com/?fbclid=IwAR2fhV6QcdosZnBEsoDgJXpiDiyJnVajT-waCoRDG3OEY0G6sxh8A-Exl0E 大阪府箕面市桜ヶ丘3丁目9-19 桜ヶ丘クリニックビル2階 バセドウ病眼症の手術は出来ないかもしれませんが パルスや注射ならやってくれると思います ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.09.10

だれかを批判している人が守っているもの

だれかを批判している人が守っているもの 前々回、批判って良くないよねって話を書きました すこし話を広げて、批判している人がなにを目的に批判をするのかを考えましょう 枝野さんでも 古舘伊知郎さんでも メディアに出てTVの画面で人のことを批判している人 何のために、人の批判をしているのでしょうか? 批判することで誰が得をするのでしょうか? 批判された人?? 安倍さんとか、東出さんとか、ベッキーさんとか 批判された人は多少なりともダメージを被る いや、多少どころか、大ダメージなので批判された人でもありませんね TV視聴者?? いや、全然得にはならないですよね そうだそうだ、と相槌を打って   「あいつは悪い奴だ」と言っていれば   すこしはいい気分かもしれませんが、得はしていません じゃあ、誰のためなの?? そう、最後に残ったのは、批判している人、当人です 実は批判している人は、自分の得のために批判している 枝野さんは、常に政府の批判しています 批判しかしない (実際は褒めまくっているのだけどカットされているかもしれませんが) 批判することで、一般人の気を引くことが出来る 程度は大小あれども、すこしは気を引くことが出来ます だから事あるごとに批判する でもそれは枝野さんのためであって 世の中のためではない だって、批判しても何も前に進まなかったのは明白です 世の中が高速で移り変わっていくのに 国会ではずっと同じことをやっていましたよね モリカケ 桜を見る会 安保法制とか 批判していても、何一つ良いことはありませんでした なぜか 前回も書きましたが、基本的に批判というのは内向きの力になるので 自分たちの(日本人の)力を削ぐ方向に働きます 日本という国の中で批判合戦していると 日本という国の力が削がれていくのです 何かを前に進めるための議論ではなく 批判って、批判する人の得のためにやっているのです ではその逆に何かをして批判されている人を想像してください 安倍さん? 孫さん?? 三木谷さん??? 前澤さん???? 彼らは批判されども、批判することはないですよね 世の中を、物事を前に進めようとすると、誰かの批判している暇はないのです だから批判されっぱなし でも批判されている人こそ 世の中を前に進めようとしている人なのです そういう視点で枝野さんを想像してください   立憲民主党のだれか他の人でもよい 彼は、自分自身のために、安倍さんとか、自民党とか、政府を批判している もうバカバカしくて、見たくなくなったでしょ?(笑) 自分の身の周りにいる人でも同じです 誰かの批判は、自分自身の存在感をあげるためにしている 僕を批判している 有明の人も 新宿の人も 女帝も ぜーんぶ、一緒です 前を向いて世の中が進むように頑張る人は批判され 批判する人は、自分自身のポジションのために批判し   世の中が進むのを妨害する、という話でした ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事 オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6 新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.09.09

大忙し! 昨日と今日の手術

昨日、今日と、大忙し! 昨日は16件   今日は4人8眼の減圧含む、18件!   緊急のオペ入ると、残業じゃなくて、早朝オペで対応するのです 今日は午前7時スタートです!           ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6       新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/       バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.09.08

人の批判はしないほうがいい

人の批判はしないほうがいい     先日、批判についての話を書きました     今回はその続きです     いままでの人生でいろいろな組織に属してきました   学生だったころもありましたし   医師になって、大学にいたこともあります (現在も週1で勤務しています)     美容外科系の眼科にいたこともあれば   一般眼科クリニックに勤めていたこともあり   米国留学の時はUCLAにいました   それから開業して、現在は経営者です       いろいろな組織でだれかが他人を批判しているのを見てきました     人はだれでも欠点がありますから   批判するのって簡単です   絶対に批判されるネタの無い人なんていませんから     そして人をばっさり切るのって、気持ち良いじゃないですか   切った自分が上になったように感じて優越感に浸ることが出来ますから           でも誰かの批判する時って優越感に浸れるかもしれませんが   自分の手は、相手の血でぐっしょりと濡れているのです     そう、何か1つのアクションには必ずその反作用を伴う   つまり恨みを買うのですね       ばっさり切って   優越感に浸って、テラスでお茶でも飲んでいる気になっているけど   カップを持つ手は血でベトベトしている     本人は気付いていないけど   切られた方は、復讐のチャンスを狙っているのです       そしてさらに悪いことには、そういう人がいると   ばっさり切ることが組織文化になってしまう     つまり後輩はそういう人に歩調を合わせなければならないから   人を切ることがその組織の文化だと理解する       そうしたらその後輩も同じことをして   その後輩の後輩も同じことをする     そう、ずっとその文化が続いてしまうのです     そうなってからはもう変えることが出来ない         もちろん、僕がその批判の矛先になることもあります   いまでも日本の眼形成のお歴々は時代を進める僕のことが大嫌い   裏で僕のことを散々こき下ろします (伝わってくる)       決まっていた講演会を中止しろと言ってみたり(有明の人)   入職したいと思っている医師を止めさせようとしてみたり(新宿の人)   さまざまな妨害をしています(伝わってくる(笑))       政治家を見ていると分かると思いますが   立憲民主党の枝野さんとか、その周りの人たちとか   人の(政府の)批判しかしません   褒めているの、みたことない       いや実際はカメラの前ではベタベタに褒めまくっていて   テレビがその場面をカットして、批判する場面しか流していないかもしれませんよ     そうだったら面白いですけど   野党だからそういうことは無いはず       ああいうオジサン達を見て、尊敬してあの人のようになりたい、と思えますか???   僕なら絶対になりたくない(笑)   正直、醜いオジサンとしか思えない       批判しかしない、あの人たちが日本を前に進めることは出来るとは思えません   あの人たちが批判して日本が前に進むことが1つでもありますか?   ありません。一つもない。       なぜか。そう、批判はお互いの体力を消耗することなのです   批判する方も刀を振りかぶって振り下ろす体力が必要だし   切られる方も体力を消耗する     無駄な批判はお互いに体力を消耗してしまうことになる   実は批判が溢れると、全体として前に進む体力が無くなってしまうのですね     小さな組織でも、大きな組織でも、お互いの批判は無駄な体力を使うし   それによって組織の発展を阻害するので   他人の批判はしない方が良い、内紛は少ない方が良いという話でした         ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6       新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A   OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/       バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.09.05

甲状腺眼症の治し方

甲状腺眼症の治し方 先日、甲状腺眼症の患者会に講師として招いていただきました。そのなかで使用したスライドを掲載しますね。 今から提示する3枚の写真は、すべて眼窩減圧をしてから3か月後に眼瞼後退の手術を行った方々です。 (写真使用許諾ありがとうございます) 目つきがかなり変化したことが分かると思います。 眼窩減圧後に眼瞼後退を行なった症例 症例1 両眼球突出と右上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後右上眼瞼後退手術を行った症例です 左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。 甲状腺眼症特有の上眼瞼の腫脹や眼瞼後退による左右差のある顔貌が消退していることが分かる。 症例2 両眼球突出と両上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後両上眼瞼後退手術を行った症例です 左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。眼球突出と眼瞼後退により結膜の露出が多かったが、終診時には顔貌が改善し結膜の露出は軽快していることが分かる。 両眼球突出と左上眼瞼後退に対して、両側眼窩減圧術を行い、その後左上眼瞼後退手術を行った症例 左が術前、中央が眼窩減圧術後、右が終診時。甲状腺眼症特有の眼瞼腫脹のような顔貌が、終診時には改善し自然な目つきに戻っていることが分かる。 皆さん、可愛くなっているのが分かると思います。元の顔に戻ってみると分かるのですが、やっぱり甲状腺眼症は”美人病”ではないと思います! 絶対術後の方が可愛いもの! 一番下に減圧の同意書の文面も載せておきますネ。 ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 涙道涙液学会 理事 医院名 新前橋 かしま眼科形成外科クリニック 住所 群馬県前橋市古市町180−1 電話番号 027-288-0224 公式サイト こちらから 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/ バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから

2020.09.03

甲状腺眼症の患者会の勉強会 Youtubeで公開しました

甲状腺眼症の患者会の勉強会 Youtubeで公開しました   8月29日に開催された、甲状腺眼症患者会の講演会   講師として呼んでいただきました     動画はこちら↓ https://youtu.be/ZLXnas9MEfg (動画のイイね!をお願いします!!)         当院スタッフで元アナウンサーの浦野さんと   聖隷浜松病院眼形成眼窩外科を4年半も在籍して   日本の眼形成事情を知り尽くした土居先生と   三人で出演しました       会は、事前に集めた質問に答える形式で進行したのですが   一番驚いた質問が   「担当医から毎日まぶたを冷やせば目が引っ込むと言われたので毎日冷やしているのですが、治るものでしょうか?」   でした     確かに真っ赤に腫れているくらいの活動期なら   すこしは改善あるかもしれませんけど   突出したまぶたが冷やして引っ込むんだったら   僕はブログもやってないし   Youtubeもやってないし   UCLAのゴールドバーグ先生のところにも留学していないし   そもそもオキュロ東京を開院していなかったでしょうね       まるでアフリカの奥地で   医者みたいな呪術師に言われたような   果たしてそれは医療なんですか?         こんな時代なのですから   担当医の方針に??と思ったら   自分で情報を探してくださいね       医者も結構な割合で、自分で情報を得ようとしていないですから   10年前に先輩から教えてもらった治療を   そのままやっているだけのところも多いんです(本当に!!)       医者も人ですから、興味のないことは勉強しない (たとえば鹿嶋は最新の緑内障治療の勉強をしていません。鹿嶋には緑内障について頼っちゃダメ!!)       そう、知識には偏りがある     インターネットが発達しているので   どこかに情報はありますし   日本語では検索できなくても   英語で検索すると、かならずある程度の情報は得られますからね (Google翻訳使えばよい)       例えばですが thyroid eye disease how to reduce protruding   ↑をコピーして貼り付けて検索すると治療法が出てきますよ   インターネット上の情報も誰かが書いたもの 誰かが書かないといけないのです そうなると英語圏の人口は日本語圏の人口の20倍くらいあるので 英語で検索すると20倍の情報が出てくるという訳なのです         ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6       新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/       バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.09.01

8月の手術件数が過去最高でした

8月の手術件数が過去最高でした   8月の手術件数が上がってきたのですが   過去最高の410件でした(眼数・2院合計・自費手術含む)   年ベースだと5000件に迫るペースですが   これはさすがに4-6月にコロナで来院されなかった方々が   7月以降に来院されたことによるものだと思いますので   年間を通して、このペースではないと思います       スタッフに臨時ボーナス出すことも出来て   良かったです(^^)     このまま眼形成の普及のために頑張るぞー!おー!             ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします!   2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 涙道涙液学会 理事   オキュロフェイシャルクリニック東京 中央区銀座1丁目ビル8F 03-5579-9995 http://www.oc-tokyo.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/FHdXKbJWcGtzU2fs6       新前橋かしま眼科形成外科クリニック 前橋市古市町180-1 027-288-0224 http://www.kashima-oc.com/ MAPはこちらhttps://goo.gl/maps/vBW1QXwt6y1VevAo8     2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら https://youtu.be/kxH9sgrlt0A   OurAgeに特集していただきました https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/       バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 https://oculofacial.page.link/FoB 現物 https://oculofacial.page.link/pamphlet kindle版 https://www.amazon.co.jp/dp/B07MS9HNSH/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_NJ8pCbV9B21VS

2020.08.26

いままでステロイド点滴をした
患者数と投与回数

  甲状腺眼症の患者会の講師を依頼されたので、質問を見ていたのですが、 どれくらいの人がパルスしていますか??との質問があったので調べてみました オキュロフェイシャルクリニック東京のみのデータです 2018年6月にOpenしたのですが、2018年 パルス治療患者数 6人 回数10回でした 少ないですね。振り返ると、減圧手術はしてましたが、活動期の患者さんがほとんどいなかった。ですが、、、、 2019年 パルス治療患者数70人 回数396回 (1人あたり5.7回) 2020年 パルス治療患者数60人 回数330回 (1人あたり5.5回) ※8月25日現在 となっています。平均で6回弱とすると、1か月半くらいで終了している計算ですね 実際にはMRIの関係で4回もしくは8回やることが多いですが 2018年は7か月で6名だったのが2020年は8か月で60名なので ほぼ10倍に増えてますねびっくり!! そういえば、最近点滴の患者さん多いのです 当院に来られる患者さんほとんど全員が手術希望なので、手術まで行う確率は95%くらいはあると思います ※読んで勉強になったり、面白かったと感じたら、いいね!をお願いいたします! 2019年手術実績 3850件(2019年1-12月) 経歴 涙道涙液学会 理事 医院名 新前橋 かしま眼科形成外科クリニック 住所 群馬県前橋市古市町180−1 電話番号 027-288-0224 公式サイト こちらから MAP MAPはこちらから 2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら OurAgeに特集していただきました 記事はこちらから バセドウ病眼症に悩んでいる方はどうぞ 「1時間で分かる 甲状腺眼症入門パンフレット」 こちらから 現物 こちらから kindle版 こちらから

2020.08.25

バセドウ病眼症に対する新薬「テプロツムマブ」について

バセドウ病眼症に対する新薬「テプロツムマブ」について 甲状腺眼症の患者会の勉強会に呼んでいただけたので、質問を見ていたら米国で承認されたテプロツムマブについての質問がいくつかありましたので、ここでザっとおさらいして、書いておきますね。 まず一番大きなニュースはここから始まっています。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28467880/   Teprotumumab for Thyroid-Associated Ophthalmopathy Terry J Smith 1, George J Kahaly 1, Daniel G Ezra 1, James C Fleming 1, Roger A Dailey 1, Rosa A Tang 1, Gerald J Harris 1, Alessandro Antonelli 1, Mario Salvi 1, Robert A Goldberg 1, James W Gigantelli 1, Steven M Couch 1, Erin M Shriver 1, Brent R Hayek 1, Eric M Hink 1, Richard M Woodward 1, Kathleen Gabriel 1, Guido Magni 1, Raymond S Douglas 1 Abstract Background: Thyroid-associated ophthalmopathy, a condition commonly associated with Graves' disease, remains inadequately treated. Current medical therapies, which primarily consist of glucocorticoids, have limited efficacy and present safety concerns. Inhibition of the insulin-like growth factor I receptor (IGF-IR) is a new therapeutic strategy to attenuate the underlying autoimmune pathogenesis of ophthalmopathy. Methods: We conducted a multicenter, double-masked, randomized, placebo-controlled trial to determine the efficacy and safety of teprotumumab, a human monoclonal antibody inhibitor of IGF-IR, in patients with active, moderate-to-severe ophthalmopathy. A total of 88 patients were randomly assigned to receive placebo or active drug administered intravenously once every 3 weeks for a total of eight infusions. The primary end point was the response in the study eye. This response was defined as a reduction of 2 points or more in the Clinical Activity Score (scores range from 0 to 7, with a score of ≥3 indicating active thyroid-associated ophthalmopathy) and a reduction of 2 mm or more in proptosis at week 24. Secondary end points, measured as continuous variables, included proptosis, the Clinical Activity Score, and results on the Graves' ophthalmopathy-specific quality-of-life questionnaire. Adverse events were assessed. Results: In the intention-to-treat population, 29 of 42 patients who received teprotumumab (69%), as compared with 9 of 45 patients who received placebo (20%), had a response at week 24 (P<0.001). Therapeutic effects were rapid; at week 6, a total of 18 of 42 patients in the teprotumumab group (43%) and 2 of 45 patients in the placebo group (4%) had a response (P<0.001). Differences between the groups increased at subsequent time points. The only drug-related adverse event was hyperglycemia in patients with diabetes; this event was controlled by adjusting medication for diabetes. Conclusions: In patients with active ophthalmopathy, teprotumumab was more effective than placebo in reducing proptosis and the Clinical Activity Score. (Funded by River Vision Development and others; ClinicalTrials.gov number, NCT01868997 .). 新薬「テプロツムマブ」のバセドウ病眼症への有効性について 重要なところだけ翻訳しますね。 薬剤の有効性を評価するために、テプロツムマブを点滴された方と何にも入っていない点滴をされた方で比較しています。 両方合わせて合計88人の患者が3週間に1回点滴で計8回治療されました。Clinical activity scoreの2ポイント以上の改善と2 mm以上の眼球突出の減少があれば有効であったとされています。 結果は、6週目に、テプロツムマブ群の患者42人中18人(43%)およびプラセボ群の患者45人中2人(4%)に治療効果がありました(P <0.001)。24週の時点では、テプロツムマブを投与された患者42人中29人(69%)が、プラセボを投与された患者45人中9人(20%)と比較して治療効果がありました(P <0.001)。2群間の差異は、時間経過とともに開いています。唯一の薬物関連の有害事象が糖尿病患者の高血糖でしたが、糖尿病の薬を調整することで対応可能でした。 この研究を主導しているRaymond Douglas先生、じつはUCLAのOculoplastic出身なんです。 つまり先輩にあたる人で、僕のことも知っていると思います。 最初のこの報告では、69%に有効だったと書いてあります。 これが2017年、同じRay Douglas先生の2019年の論文です。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30575804/ Teprotumumab, an insulin-like growth factor-1 receptor antagonist antibody, in the treatment of active thyroid eye disease: a focus on proptosis 新薬「テプロツムマブ」については課題がまだまだある 有効率は71.4%と書いてあります。 これを読んで、おお!と思った方は多いと思いますが、実はいくつか知っておいていただきたい点があります。 まずこれ、活動期のバセドウ病眼症に対して行ったものであるという点、中等度から重症の方に対して有効であったというもの、かなり症状が重い方々にしているという点に注目です(ひと目でバセドウと分かるような方々です)。 つまり有効であることは分かりますが、その程度はどこまででしょうか。 ステロイドとどっちが良いのか、には答えていない。 ステロイドであれば、症状が重い方々にほぼ100%効くので、 ステロイド以上の薬であるということではありません(まだ可能性はありますが)。 そのうち両方の治療法を比較したStudyが出てくると思います。 新薬「テプロツムマブ」の値段について 次に値段です。 この研究では3週ごとに計8回点滴しています。 薬剤の価格はいくらでしょうか。 1本あたり14,900ドルです。 https://www.ajmc.com/view/fda-approves-biologic-teprotumumab-first-drug-for-thyroid-eye-disease 製薬会社はテプロツムマブは1バイアルあたり14,900ドルかかり、6か月間で約23バイアルを完全に処理し、その金額の卸売取得コストは343,000ドルで、年間の正味実現価格は200,000ドルであると述べています。(Google翻訳) 20万ドル、、、「2,000万円」越えです!!!! 日本では未認可の薬剤ですから使うためには、自費で行わなければならないのです。 ここで諦めたモードに入った方、多いのではないでしょうか。 最後に そして最後の問題ですが、 あくまでこれは活動期のバセドウ病眼症に対する治療効果を見たものです。 そう、固まってしまったものに有効なわけではありません。 すでに完成してしまったバセドウ病眼症に有効なものではない。 例えて言うなら、誰しも子供から大人の身体になっていきますが、細胞レベルで変形して、再構築されていくので、何かの薬を使うと大人の身体が子供の身体に戻るようなことはないのです。 時間と同様、戻すことは出来ないのです。 「変化したものを変えるには、手術しかない」。 その現実は変わらないと思います。 期待していた方には、大変申し訳ありませんが、それが現実だと思っています。

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